2012.04.15 (Sun)
仏顔ガール2012にモー娘。鞘師里保を選出

人気アイドルグループモーニング娘。のメンバー鞘師里保(13)が、8日、日本仏像協会(日仏協)の選出する「ベスト仏顔ガール」に選ばれた。
ベスト仏顔ガールは毎年花まつり(釈迦の誕生日)に合わせ発表される賞で、今年で14回目。昨年まではフィギュアスケート選手の浅田真央(21)が5回連続で選ばれ、殿堂入りしていた。
日仏協の副会長で真言宗の僧侶でもある岡村顕氏(62)は、鞘師について「中宮寺の菩薩半伽像にも似た切れ長の目と、慈悲あふれる表情がすばらしい」と絶賛。一般選出員からの評価も高く、満場一致で選出された。
「ベスト仏顔ガール」は、過去にも小池栄子(31)さんが受賞後、仏教界の支持を受け人気になる等、影響力のある賞。全国に5千万人と言われる仏教信者や仏像マニアの応援を受けることとなったモーニング娘。の今後の活動に注目が集まる。
2012.03.20 (Tue)
発表! Twitter おニャン子クラブ総選挙結果

思いつきで始めましたTwitterおニャン子クラブ総選挙。意外にも本人が思った以上に盛り上がり、今回、結果公表と相成りました。投票いただきました推定平均年齢40歳の皆さま、本当にありがとうございます。
では早速発表いたします。
■Twitterおニャン子クラブ総選挙ルール
・主催者:前川ヤスタカ(旧前川やく)【@ysmkwa】
・投票期間:2012/3/14 20:11 〜 2012/3/20 0:00
・投票ルール:1アカウント10票割振自由(「高井5吉沢3河合2」のように割り振ってもいいし、1人に10票ぶちこんでも良し)
・タグ「#おニャン子総選挙」を付けてつぶやかれたものが対象。非公開アカウントについては主催前川(@ysmkwa)宛につぶやかれたもののみ拾い。
・1アカウント10票制にもかかわらず10票に満たない票数でつぶやかれたものは有効(例:「新田恵利」とだけつぶやかれたものは1票)。10票以上でつぶやかれたものは10票に補正(例:「スーザン10、我妻10」とつぶやかれたものは「スーザン5、我妻5に補正」。小数点投票(ゆうゆに0.5など)は有効。
■Twitterおニャン子クラブ総選挙結果
・参加人数:185人
・有効投票数:1,762票
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1位:渡辺満里奈(会員番号36)・・・222票
2位:河合その子(会員番号12)・・・219票
3位:高井麻巳子(会員番号16)・・・215票
4位:岩井由紀子(会員番号19)・・・152.5票
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5位:福永恵規(会員番号11)・・・95票
6位:新田恵利(会員番号4)・・・85票
7位:生稲晃子(会員番号40)・・・78票
8位:白石麻子(会員番号22)・・・73票
9位:渡辺美奈代(会員番号29)・・・72票
10位:富川春美(会員番号14)・・・65.5票
11位:永田ルリ子(会員番号18)・・・63票
12位:国生さゆり(会員番号8)・・・54票
13位:中島美春(会員番号5)・・・50.5票
14位:工藤静香(会員番号38)・・・44票
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15位:我妻佳代(会員番号48)・・・42票
16位:城之内早苗(会員番号17)・・・24票
17位:名越美香(会員番号9)・・・21票
17位:吉沢秋絵(会員番号25)・・・21票
19位:横田睦美(会員番号28)・・・20票
20位:五味岡たまき(会員番号21)・・・18票
21位:山本スーザン久美子(会員番号32)・・・16票
22位:内海和子(会員番号13)・・・15票
23位:吉見美津子(会員番号49)・・・13票
24位:奥田美香(会員番号1)・・・11票
24位:樹原亜紀(会員番号6)・・・11票
24位:立見里歌(会員番号15)・・・11票
27位:斉藤満喜子(会員番号42)・・・9票
28位:杉浦美雪(会員番号50)・・・8票
29位:林香織(会員番号23)・・・5.5票
30位:布川智子(会員番号33)・・・5票
31位:吉田裕美子(会員番号45)・・・4票
31位:山森由里子(会員番号47)・・・4票
33位:吉野佳代子(会員番号3)・・・3票
33位:寺本容子(会員番号20)・・・3票
35位:榎田道子(会員番号2)・・・2票
35位:岡本貴子(会員番号35)・・・2票
35位:宮野久美子(会員番号51)・・・2票
38位:矢島裕子(会員番号31)・・・1票
38位:貝瀬典子(会員番号41)・・・1票
38位:ヨリンダ・ヤン(研修生)・・・1票
ということで三つ巴のデッドヒートを制したのは会員番号36番渡辺満里奈でした。
「4位の後」と「14位の後」という変なところで区切りを設けていますが、これには理由があります。
おニャン子クラブデビュー曲「セーラー服を脱がさないで」の歌唱ポジション基準です。
初期のころはこんな感じでした(後ろの10人の順番はよく変わってましたが)。

前の4人がソロパートのある所謂センターポジションで、後ろの10人がそれに次ぐポジション。14人以上になってからはこの後ろにさらにずらっと並んでいました。
ということで、今回の結果を当てはめるとこんな感じ。

「♪女の子はいつでも MI・MI・DO・SHI・MA」が満里奈で、「♪ともだっちより早くっ」がゆうゆで、「♪男の子はそのときどうなーるーのー」がその子で、「♪デートにさーそわれて」が高井さんという布陣です。
■講評
●トップ3は凄まじい激戦
渡辺満里奈、河合その子、高井麻巳子のトップ3の争いは凄まじく、最終的には3人がわずか7票差の中というたいへんな僅差となりました。1アカウント10票持っていたわけですから、あと5分投票時間が長かったら、あと1人でも投票していたら結果は変わったもしれません。それほどまでに鼻差の争いでした。

上のグラフは3人の得票推移。序盤は高井さんがトップを走るも、満里奈が追いつき揉み合う展開。中盤では三者がほぼ並ぶ時期を経て、満里奈がいっきにスパート。このまま独走かと思われた時期もありましたが、終盤に失速。激しい2位争いをしていたその子・高井がいっきに末脚で追い付き、この勢いで抜くかというところでタイムアップ。満里奈がかろうじて紙一重で逃げ切りました。
1アカウント10票制というのを抜きにした投票者数ランキングでもこの3人はダントツで、1位の満里奈が62人からの得票、その子&高井さんは同率2位の55人。投票者数では2位に7人の差をつけた満里奈が得票数ではギリギリとなったのは1人への大量投票、所謂「ぶっこみ」の差。1アカウントで1候補者に6票以上投票した人の数はその子15人、高井さん13人に対して満里奈は8人でした。
●ゆうゆの安定感と新田恵利意外な苦戦
トップ3の激戦を尻目に4位を悠々キープしたのがゆうゆこと岩井由紀子。序盤には首位に躍り出るなど満遍なく票を集め続け、5位とは大差での神4入り。うしろ指が3,4フィニッシュとなりました。
一方最終的に6位に入ったとはいえ予想より苦戦したのが新田恵利。投票者の中にも「首位はその子&新田の争いでしょうが」とコメントする人もいたように、現役時代の人気を考えればベスト3どころかトップでも全くおかしくなかったはず。ところが、結果は一度も首位争いに加わることなく、得票数も首位の2/5程度に終わりました。
アイドルの中には「衆目一致する美少女」と「そんなにとびきり可愛いわけではないんだけど何故か魅かれる」という両極端なタイプがあります。後から振り返ったときに、前者のタイプは後々まで色あせず伝説化することが多いのに対し、後者は時代のあだ花で終わるケースが多い(例えば天地真理とか浅田美代子なんかはそういうタイプです)。言ってみれば魔法が解けて「あれ、よく見たらそうでもなくね?」と思う人が増えるわけです。
新田恵利は典型的な後者タイプ。それに対してベスト3は前者タイプだったことが今回の結果につながっているのかななどと考えています。
●工藤静香惨敗と非ソロデビュー組善戦
今回特筆すべきなのは工藤静香の惨敗。14位とギリギリで「セーラー服を脱がさないで選抜」には入ったものの、15位の我妻佳代とはわずか2票差。当時、うしろ髪の活動+ソロデビューでも大成功し、後期おニャン子のど真ん中だった工藤静香。木村拓哉と結婚し現在も芸能界で生き残っている勝ち組のはずがどうしたことでしょう。
理由はいくつか考えられますが、ひとつは今回の投票者層がファン層とかぶらなかったこと。良くも悪くも男女ヤンキー票に支えられていた工藤静香。今回のようにTwitterを使った投票では恐らく文化系男性が大半ですので、票が入りづらかったという側面は否めないでしょう。
もうひとつは芸能界で生き残っているがゆえに劣化過程を見せてしまっていること。そういうと満里奈もそうじゃん、という反論があるでしょうが、満里奈を例外と考えれば今回の上位陣、ほとんどが一旦芸能界の表舞台からは降りたメンバーばかりです。
もちろんおニャン子同窓会に参加したり、河合その子が最近化粧品のCMに出たり、といった単発の復帰はあります。しかし、おニャン子後の露出が少ないメンバーほど「幻想が残っている」→「ある程度美化されていく」、という効果が働き易かったとも言えるでしょう。現役時代の人気を考えると国生さゆりなんかもこの位置では不満でしょうが、やむを得ない部分もあったのかなと思います。
そういった意味で特筆すべきは非ソロデビューメンバーの善戦。とくに富川春美、永田ルリ子です。あとはニャンギラスではありましたが白石麻子も現役時代の感覚よりかなり上だなあ、という印象です。「この年になって思い返すと○×さんの良さがわかってきた」とか「当時は○○が好きだったけど今回は××に10票」といったコメントをする人も多く、最後までおニャン子を支えたという「功労者意識」なども加わって、必ずしも当時の人気が反映しない結果になっているのが面白いです。
あ、もしかしたら、今回私が主催しているのでおとみさんや白石麻子に八重歯票が多少入った可能性はあるかもしれません。
●ぶっこみ票の行方
ベスト3のところでも話しましたが、今回は1アカウント10票・割振自由としたせいで、大量に1候補者に突っ込む所謂ぶっこみが順位を左右したケースがありました。参考までに票数ではなく、その候補者に投票した人数のランキングです(20位まで)。
1位:渡辺満里奈(会員番号36)・・・62人 (投票者1人あたり平均投入票数 3.58)
2位:河合その子(会員番号12)・・・55人 (同 3.98)
2位:高井麻巳子(会員番号16)・・・55人 (同 3.91)
4位:岩井由紀子(会員番号19)・・・45人 (同 3.32)
5位:福永恵規(会員番号11)・・・28人 (同 3.39)
6位:新田恵利(会員番号4)・・・27人 (同 3.15)
6位:白石麻子(会員番号22)・・・27人 (同 2.70)
8位:永田ルリ子(会員番号18)・・・26人 (同 2.42)
8位:渡辺美奈代(会員番号29)・・・26人 (同 2.77)
8位:生稲晃子(会員番号40)・・・26人 (同 3.00)
11位:富川春美(会員番号14)・・・25人 (同 2.62)
12位:国生さゆり(会員番号8)・・・23人 (同 2.35)
13位:我妻佳代(会員番号48)・・・19人 (同 2.21)
14位:中島美春(会員番号5)・・・17人 (同 2.97)
15位:吉沢秋絵(会員番号25)・・・14人 (同 1.50)
16位:工藤静香(会員番号38)・・・11人 (同 4.00)
17位:横田睦美(会員番号28)・・・10人 (同 2.00)
17位:山本スーザン久美子(会員番号32)・・・10人 (同 1.60)
19位:五味岡たまき(会員番号21)・・・9人 (同 2.00)
20位:内海和子(会員番号13)・・・8人 (同 1.88)
20位:立見里歌(会員番号15)・・・8人 (同 1.38)
これを見ると工藤静香が予想以上に惨敗で、何名かの方のぶっこみ票でかろうじて14番目に滑り込んだと言うのがわかります。5位〜12位あたりまでは投票者数では凄まじいダンゴ状態ですが、順位の差となったのはぶっこみ力の差だったわけです。ちなみに最もぶっこみ効率が良かったのは名越美香。3人の投票者で21票稼ぎました。
ついでに10票全部を一人につぎ込むフルぶっこみの数ランキングも参考にご紹介しましょう。
1位:河合その子(会員番号12)・・・6ぶっこみ
2位:高井麻巳子(会員番号16)・・・5ぶっこみ
3位:渡辺満里奈(会員番号36)・・・4ぶっこみ
4位:福永恵規(会員番号11)・・・3ぶっこみ
4位:岩井由紀子(会員番号19)・・・3ぶっこみ
6位:新田恵利(会員番号4)・・・2ぶっこみ
6位:名越美香(会員番号9)・・・2ぶっこみ
6位:渡辺美奈代(会員番号29)・・・2ぶっこみ
6位:生稲晃子(会員番号40)・・・2ぶっこみ
10位:奥田美香(会員番号1)・・・1ぶっこみ
10位:富川春美(会員番号14)・・・1ぶっこみ
10位:城之内早苗(会員番号17)・・・1ぶっこみ
10位:永田ルリ子(会員番号18)・・・1ぶっこみ
10位:工藤静香(会員番号38)・・・1ぶっこみ
10位:吉見美津子(会員番号49)・・・1ぶっこみ
●その他
その他雑多なことをいくつか。
・残念ながら1票も入らなかった主なメンバーを何人か。広島駐在員の三田文代が0票。関西駐在員の林香織には票が入っているのに残念。広島票は国生に流れたんでしょうか。
・三上千晶も0票。会員番号の歌でも「毎日ウキウキしています」と毒にも薬にもならない歌詞だった30番。今はフライトアテンダントをされているようです。
・一時期芸能界で活躍していた山崎真由美にも票は入りませんでしたがB組だったのとあんまりおニャン子出身という印象がなかったせいかもしれません。
・逆に研修生ヨリンダに1票入っていて笑いました。ヨリンダって誰よと思う人もいるでしょうがこんな人です。ちなみにヨリンダはその後香港に戻り大人気歌手となりました。当時のことはどう思ってるんでしょうね。
・「秋元、高井を返せ」的な発言をされている方がまだたくさんいらっしゃいました。あの結婚・引退事件は昭和63年のことです。そりゃあ私も当時ショックでしたがもう25年経ってますんでそろそろ許してあげてもいいんじゃないかと思います。
ということで皆様のおかげをもちましてたいへん盛り上がりましたTwitterおニャン子クラブ総選挙。
あらためて一時代を築いたグループだったのだなあと、思い返すことが出来てうれしいです。集計作業本当に楽しめました。
参加された(恐らく)30代後半〜40代のくらいの皆さんも、透明の下敷きに明星の切り抜きを入れていた中学生当時の気持ちになって楽しんでいただけたのであれば幸いです。
それでは。じゃあね!

2011.12.02 (Fri)
ビジーフォースペシャルのものまねで知った洋楽コンピレーション

ものまね四天王が輝いていた時代。
うまいんだけど似てるんだか似てないんだかよくわからないビジーフォーは、なんだかよくわからないまま雰囲気だけでいつもものまね王座に優勝していた。
そして、我々はビジーフォースペシャルを通して、洋楽の名曲を聴いていた。
日本人の当時の若い世代に洋楽の名曲を聴くきっかけを与えたという意味で、彼らの功績は大きい。
彼らの元ネタを集めたコンピレーションがあったらたぶん私は買う。
コンピレーションアルバム「ビジーフォーで知った洋楽」。曲目を考えてみた。
中には外人が歌っているだけで洋楽じゃないものもあるがご勘弁を。
- アース・ウインド&ファイアー「宇宙のファンタジー」
- ママス&パパス「夢のカリフォルニア」
- サイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」
- エルビス・プレスリー「ハートブレイク・ホテル」
- ジェームス・ブラウン「セックスマシーン」
- ビージーズ「ステイン・アライブ」
- フォー・シーズンズ「シェリー」
- スタイリスティックス「愛がすべて」
- テンプテーションズ「ゲット・レディ」
- トリオ・ロス・パンチョス「ラ・マラゲーニャ」
- ライチャス・ブラザース「アンチェイド・メロディ」
- レターメン「ミスター・ロンリー」
- トーケンズ「ライオンは寝ている」
- アルバート・ハモンド「カリフォルニアの青い空」
- トム・ジョーンズ「ラブ・ミー・トゥナイト」
- スリー・ディグリーズ「天使のささやき」
- ヘドバとダビデ「ナオミの夢」
- ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」
- ハリー・ベラフォンテ「バナナ・ボート」
- プラターズ「オンリー・ユー」
うん。確かに名曲ぞろいだ。
でも、何か夜中の通販で売ってそうなラインナップでもある。
2011.11.19 (Sat)
次は「ふぁんしー」について書くつもり

八重歯ガールの本がもうすぐ出来あがるので、そろそろ次の仕込みも始めないとなあと思案中。
(年始にシナリオ1本書くとか言ってたがまるで書いてない)
いくつかやりたいネタがある中のひとつが、ふぁんしー。
「ファンシー」でも「FANCY」でもなく「ふぁんしー」。
ふぁんしーは、カワイイとか萌えとかいう世界とは別で、日本人が本能的に持っていて、ふとした拍子につい表に出してしまうファンシーな世界のこと。
実家に帰ったら老夫婦で住んでるはずなのにバスタオルの柄がでかいキティちゃんとか。コンビニの中年男性オーナーが間に合わせで書いたお客様へのお知らせPOPが丸文字でイラスト付きとか、単身赴任の父を訪ねて行ったらスリッパが動物のかたちとか。そういう根っこの部分について書きたい。
例えば、田舎っていうのはふぁんしーを表に出すことに躊躇が無くて、寧ろ心の中のふぁんしーを閉じ込めている人間が浮く世界だ。
田舎はむき出しのふぁんしーが跋扈し、ふぁんしーをオブラートに包んだ場所は殆ど無い。ふぁんしーを嫌悪する思春期の少年少女には逃げる以外の道はない。
自分の生まれ育った田舎がいやでいやで、東京に出て美容師になったりデザイン学校に通ったりしている子がいたとする。そんな子が、結婚とか考えたとき「彼氏を実家によぶ」っていうのは、それこそ裸を見せるなんていうことより何倍も恥ずかしいなんて葛藤もあるだろう。
そういう話を書きたい。
あとは、経済とふぁんしーの関係。もちろんサンリオの戦略みたいなものも書きたいけど(ちなみにサンリオの本社はピューロランドみたいな建物を想像するかもしれないが、ヴィドフランスとかが普通にある大崎の古いビル)、それよりもお金がないと選択肢がふぁんしーしかなくなるということを書きたい。
例えば老人ホーム。
高級な老人ホームになればなるほどふぁんしーは消える。それはもう露骨に。
田舎の小さい老人ホームは、やたらとふぁんしー成分が多めになる。事情の知らない外国人に保育園と老人ホームの建物を見せたら、区別がつかないような。
つまり、スタイリッシュな空間でスタイリッシュに死を迎えるにはお金が必要で、お金のない人はふぁんしーしか選択肢がなくなるわけだ。
でもふぁんしーってそんなに否定しなくてはいけないものなんだろうか。
かく言う私の実家も、木で自作した庭の柵があったり、植木鉢の形が靴の形だったり、40年前に買ったキタキツネのキャラクターグッズがタンスの上に飾ってあったりする。
自分の中にもふぁんしーの血は確実に流れていて、それは後ろめたさであるとともに、いっそそちらに身をゆだねた方が楽じゃね、という感覚に襲われることも時折ある。
ふぁんしーは日本人の誰しもに巣食っている常在菌みたいなもので、油断していると出てきてしまうものだと思う。例えばこれまでふぁんしーを嫌悪していた女性が、妊娠中にはホルモンの関係でふぁんしーが許せるようになったり(逆もあるかもしれないけど)、これまでイタリアのスーツを着こなしていた広告会社のサラリーマンが、脱サラして農業を始めた途端にふぁんしーな半纏とか着るようになったり(ふぁんしーと第一次産業も深いテーマだ)。
ではなぜ、そしていつからふぁんしーは日本人に巣食うようになったんだろう。
そういうのを明らかにしていくのはとても面白いのではないかと思っている。
まあ、そこかしこで「「まいばすけっと」ってなんで平仮名よ」みたいな話もするけど。
もうちょっと、ちゃんとした文章で書きためたら、どこかに持ち込もうかと思うので、関係者の皆さまよろしく。

